【歴史的快勝】日本 4-0 チュニジア|上田綺世2発・鎌田史上最速弾で決勝T進出に前進
試合結果サマリー
2026 FIFAワールドカップ グループF第2節、日本代表は前半4分の鎌田大地の先制点を皮切りに、上田綺世が2得点を含む4ゴールを叩き込み、チュニジアを4-0で圧倒した。開始わずか4分での得点は日本人選手のW杯史上最速ゴールとなり、立ち上がりから主導権を握ったまま試合をコントロール。後半も伊東純也、上田が加点して試合を決定づけ、警告・退場者0人のクリーンな展開で今大会初のクリーンシートを記録した。
得点経過
鎌田大地(日本)。 GK鈴木彩艶が右サイドへパスをつなぎ、上田綺世から田中碧、中村敬斗へと展開。ペナルティエリア左で受けた中村が低く速いクロスを供給し、ゴール前に飛び込んだ鎌田が押し込んで先制した。日本人選手のFIFAワールドカップ史上最速ゴール(従来は2018年ロシア大会・香川真司の6分)を記録。
上田綺世(日本)。 板倉滉からの縦パスを受けた上田が自らボールを持ち込み、寄せてきた相手DFの股を抜く強烈な低空ミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、自身W杯初ゴールで2点目を奪った。
伊東純也(日本)。 田中碧の鋭い縦パスを上田がダイレクトでフリックして抜け出した伊東が、GKとの一対一を冷静に決めて3点目とした。
上田綺世(日本)。 佐野海舟がペナルティエリア右深くから供給した浮き球のクロスに、滞空時間の長いジャンプで合わせた上田が強烈なヘディングを叩き込み、ダメ押しの4点目を決めた。
試合のハイライト
前半開始1分にはペナルティエリア内で上田が倒される場面があったがPKの判定はなし。それでも日本は早々に4分の鎌田の先制弾でリズムを掴み、31分には上田のミドルシュートで早々に2点のリードを奪って前半を折り返した。後半は試合が膠着する時間帯もあったが、69分に伊東が3点目を決めて試合の行方を決定づけ、83分には上田が2点目(チーム4点目)となるヘディングを叩き込み完勝した。日本は初戦のオランダ戦から先発を4人変更する積極采配がすべて結果に結びつき、後半には鈴木淳之介・瀬古歩夢・鈴木唯人・後藤啓介がW杯デビューを飾った。チュニジアは新監督エルベ・ルナールの初陣だったが、前半2失点を受けて後半開始からブロン・サードを下げてベン・ハミダ、ガルビを投入する修正を図ったものの、日本の勢いを止めることはできなかった。
スターティングメンバー・交代選手
日本(3-4-2-1)
| ポジション | スタメン |
|---|---|
| GK | 鈴木彩艶 |
| DF | 伊藤洋輝、板倉滉、冨安健洋 |
| MF | 田中碧、佐野海舟、中村敬斗(左WB)、堂安律(右WB) |
| シャドー | 鎌田大地(左)、伊東純也(右) |
| FW | 上田綺世 |
| 選手 | 備考 |
|---|---|
| 鈴木淳之介、瀬古歩夢、鈴木唯人、後藤啓介 | 後半途中出場、いずれもW杯デビュー |
チュニジア(3-4-2-1)
| ポジション | スタメン |
|---|---|
| GK | アイマン・ダーメン |
| DF | モンタサル・タルビ、オマル・レキク、ディラン・ブロン |
| MF | ヤン・ヴァレリー、アニス・ベン・スリマン、エリス・スキリ、アリ・アブディ |
| シャドー | エリアス・サード、ハンニバル・メイブリ |
| FW | セバスチャン・トゥネクティ |
| OUT | IN |
|---|---|
| ディラン・ブロン | ベン・ハミダ |
| エリアス・サード | ガルビ |
※ルナール新監督が電撃就任して初陣。後半開始から2選手を投入してテコ入れを図った。
警告・退場
両チームともにイエローカード・退場者ともになし。終始荒れることのないクリーンな試合展開だった。
選手採点(注目選手)
日本
| 選手名 | ポジション | 採点 |
|---|---|---|
| 上田綺世(MVP) | FW | 8.5 |
| 伊東純也 | シャドー | 8.0 |
| 鎌田大地 | シャドー | 8.0 |
| 板倉滉 | DF | 7.5 |
| 伊藤洋輝 | DF | 7.5 |
| 冨安健洋 | DF | 7.5 |
| 田中碧 | MF | 7.5 |
| 佐野海舟 | MF | 7.5 |
| 堂安律 | WB | 7.5 |
| 中村敬斗 | WB | 7.5 |
| 鈴木彩艶 | GK | 7.0 |
| 菅原由勢 | 途中出場 | 6.5 |
| 鈴木淳之介 | 途中出場 | 6.5 |
| 鈴木唯人 | 途中出場 | 6.5 |
| 瀬古歩夢 | 途中出場 | 6.0 |
| 後藤啓介 | 途中出場 | 出場時間短く採点なし |
上田綺世は2得点に加え3点目のアシストにも絡む活躍で、両チーム単独トップの8.5点でMVPに選出。FIFA公式の「ミケロブ ウルトラ ベストプレイヤー賞」にも選ばれた。試合後は「前回大会で悔しい思い。それをようやく晴らせた」「18番での夢舞台が『これ以上ない幸せ』」と、自身初のW杯ゴールへの思いを語った。先制点を決めた鎌田大地も「日本人選手のW杯史上最速ゴール」という記録を打ち立て、初戦のオランダ戦に続く2試合連続ゴールは2002年日韓大会の稲本潤一以来の快挙となった。
森保一監督コメント
「相手にとらわれず、自分たちのパフォーマンスをしてくれた」「経験を積みながら次にパワーアップする試合ができた」
グループF順位・決勝トーナメント進出条件
| 順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | オランダ | 2 | 1 | 1 | 0 | 7 | 3 | +4 | 4 |
| 2 | 日本 | 2 | 1 | 1 | 0 | 6 | 2 | +4 | 4 |
| 3 | スウェーデン | 2 | 1 | 0 | 1 | 6 | 6 | 0 | 3 |
| 4 | チュニジア | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 9 | -8 | 0 |
日本は勝ち点4でオランダと並ぶも、総得点で1点差の2位。最終節スウェーデン戦は引き分け以上でグループステージ突破が確定する。勝利し、かつオランダが引き分け以下なら単独首位通過。チュニジアは2連敗で勝ち点0、他会場の結果により最終戦を待たずグループステージ敗退が確定した。
まとめ
新監督ルナール体制でテコ入れを図ったチュニジアを、日本は開始4分の鎌田のスピード弾から最後まで隙を見せずに4-0で完封した。上田綺世が2得点とアシストでMVPに輝き、控え組も次々とW杯デビューを果たすなど、層の厚さを存分に示した一戦だった。勝ち点4でグループ2位に浮上した日本は、最終節スウェーデン戦を引き分け以上で乗り切れば決勝トーナメント進出が確定する。歴史的快勝を手にした日本代表が、このまま波に乗って突破を決められるか注目だ。
W杯2026
ワールドカップ2026
日本代表
チュニジア
上田綺世
鎌田大地
試合結果

元サッカー部。日韓W杯2002年から全大会リアルタイム観戦、
観戦歴20年以上。国際公認スタッツ(API-Football)と
ブックメーカーオッズをもとにデータで語るW杯分析をお届けします。


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