本日の結果一覧
6月19日はグループA・Bの計4試合が行われました。開催国メキシコが2連勝で最速のグループ突破を決めたほか、カナダがカタールに6-0の大勝、スイスも快勝と見どころの多い1日でした。
1 – 1
南アフリカ
1 – 0
韓国
4 – 1
ボスニア・ヘルツェゴビナ
6 – 0
カタール
試合レポート
チェコ 1-1 南アフリカ
グループA第2節の第1試合は、チェコと南アフリカが1-1で引き分けた。チェコが早々に先制したが、南アフリカが終盤のPKで追いつき、勝点1ずつを分け合う結果となった。
得点経過
6′ ミハル・サディレク(チェコ)— 開始早々に先制ゴールを奪い試合主導権を握る。
83′ テボホ・モコエナ(南アフリカ)PK — 終盤にPKを獲得し冷静に決めて同点に追いつく。
試合のハイライト
チェコは3-5-2でシックを前線に起用したが、フロジェクとのコンビで思うように崩しきれない時間が続いた。一方の南アフリカは4-3-3で構えてカウンターを狙い、終盤83分にモコエナがPKを決めて同点に追いつく粘りを見せた。チェコのシックは決定機を生かせず、突破争いで後退する格好となった。
注目選手・MOM
マン・オブ・ザ・マッチはPKを決めた南アフリカのテボホ・モコエナ(採点8.6)。チェコ側では得点のサディレク(7.5)とクーファル(7.7)が奮闘した。
チェコ 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| ルカーシュ・クレイチー(DF) | 7.8 | 守備の要として安定した対応を見せ、失点を最小限に抑えた。 |
| ウラジミール・クーファル(MF) | 7.7 | 右サイドから積極的に攻撃参加し、チャンスを演出した。 |
| ミハル・サディレク(MF) | 7.5 | 6分に先制ゴールを決め、中盤でゲームを組み立てた。 |
南アフリカ 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| テボホ・モコエナ(MF) | 8.6 | 83分のPKを冷静に決め同点に追いつくMOM級の活躍。試合の流れを変えた。 |
| アブドゥル=ハクエム・モディバ(DF) | 7.9 | 左サイドで堅実な守備を見せ、チェコの攻撃を封じた。 |
| イフェアニ・オコン(DF) | 7.6 | センターバックとして体を張った守備でチームを支えた。 |
メキシコ 1-0 韓国
この日最大の注目カード、開催国メキシコが韓国を1-0で下し、2連勝でグループA突破を早々に決めた。決勝点は後半5分のルイス・ロモのゴール。韓国GKのミスが絡んだ幸運な形だったが、メキシコが着実に勝利をものにした。
得点経過
50′ ルイス・ロモ(メキシコ)— 後半5分、韓国GKキム・スンギュがハイボール処理で味方DFと交錯しファンブル。その混乱を突いてロモが押し込んだ。
試合のハイライト
ホームの大声援を背に受けたメキシコは4-1-4-1で韓国に対峙した。韓国はソン・フンミン、イ・ガンインを中心に何度か決定機を作ったが、GKランヘルの好守もありゴールを割れない。後半50分、ロモのゴールで均衡を破ったメキシコがそのまま逃げ切り2連勝。グループAで最初の決勝トーナメント進出を決めた。韓国はイ・ガンインとペク・スンホに警告を受けるなど歯車がかみ合わなかった。
注目選手・MOM
マン・オブ・ザ・マッチはGKランヘル(採点8.4)または決勝点のロモ(8.0)。韓国ではイ・ガンイン(7.2)が最も高い評価を受けたが、チーム全体として精彩を欠いた。
メキシコ 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| ホセ・ラウル・ランヘル(GK) | 8.4 | 韓国の決定機を再三ストップ。完封勝利の立役者となりMOM評価を受けた。 |
| ルイス・ロモ(MF) | 8.0 | 50分に決勝点を押し込んだ。得点以外でも積極的な守備でチームに貢献した。 |
| エドソン・アルバレス(MF) | 7.8 | 中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み続け、メキシコの守備の要として相手を抑え込んだ。 |
韓国 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| イ・ガンイン(MF) | 7.2 | チーム最高評価ながら黄紙提示。チャンスを作り続けたが最後の精度を欠いた。 |
| キム・ミンジェ(DF) | 6.9 | センターバックとして高さと強さで奮闘。失点シーンは不運な形だった。 |
| ソン・フンミン(FW) | 6.8 | 前線で動き続けたが、メキシコの守備網を崩すには至らなかった。 |
スイス 4-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
グループB第2節、スイスがボスニア・ヘルツェゴビナを4-1で下した。前半は0-0で折り返したが、後半にマンザンビが2ゴールを挙げる活躍を見せ、ジャカのPKも加わって快勝。ボスニアはムハレモビッチが退場する不運もあり、終盤に1点を返すにとどまった。
得点経過
74′ ヨハン・マンザンビ(スイス)— 後半に入ってスイスが均衡を破る先制ゴール。
84′ ルベン・バルガス(スイス)— 追加点を決めて試合を決定づける。
90′ ヨハン・マンザンビ(スイス)— この日2点目でダメ押し。
90+3′ エルミン・マフミッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)— 終了間際に1点を返す。
90+7′ グラニト・ジャカ(スイス)PK — 最後にPKで止めを刺す。
試合のハイライト
スイスは4-3-1-2で試合に臨み、ジャカがゲームをコントロール。前半は0-0のまま推移したが、後半に入るとマンザンビが2ゴールを奪う大活躍。ボスニアはムハレモビッチが80分にレッドカードで退場となり数的不利に追い込まれた。スイスはバルガス、ジャカのPKも加わり4-1の快勝。グループBでカナダと勝点4で並び、最終節の直接対決が首位争いの鍵を握る展開となった。
注目選手・MOM
マン・オブ・ザ・マッチは2ゴールのマンザンビとジャカ(いずれも採点8.6)。バルガス(8.3)も高評価を獲得した。
スイス 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| ヨハン・マンザンビ(FW) | 8.6 | 74分・90分と2ゴールを記録しMOM級の活躍。後半の爆発力でスイスの快勝を演出した。 |
| グラニト・ジャカ(MF) | 8.6 | 90+7分のPKを冷静に決め、試合を締めくくった。ゲームコントロールでも存在感を発揮した。 |
| ルベン・バルガス(MF) | 8.3 | 84分に追加点を挙げ、試合の勝負を決定づけた。 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| エディン・ジェコ(FW) | 6.5 | チーム最高評価。前線で孤軍奮闘したが、数的不利の中では力を発揮しきれなかった。 |
| ベニャミン・タヒロビッチ(MF) | 6.0 | 中盤でボールをつなごうとしたが、スイスの圧力に苦しめられた。 |
カナダ 6-0 カタール
グループB第2節、カナダが開催国カタールに6-0の大勝を収めた。ジョナサン・デイヴィッドがハットトリックを達成するなど圧巻の内容。カタールは2人が一発退場となり試合途中から9人での戦いを強いられた。
得点経過
16′ サイル・ラリン(カナダ)— 序盤から主導権を握り先制。
29′ ジョナサン・デイヴィッド(カナダ)— デイヴィッドが1点目でハットトリックへの布石を打つ。
45+3′ ジョナサン・デイヴィッド(カナダ)— 前半終了間際にこの日2ゴール目。
64′ ネイサン・サリバ(カナダ)— 直接FKを豪快に突き刺す。
75′ オウンゴール(カタール)— 不運な形でカタールが自らゴールを献上。
90+2′ ジョナサン・デイヴィッド(カナダ)— ハットトリック達成。試合を締めくくった。
試合のハイライト
カナダは4-4-2で試合に臨み、序盤からカタール陣内に圧力をかけ続けた。33分にはカタールのホマム・エルアミンが一発退場、さらに51分にアッシム・マディボも退場となり、カタールは9人での戦いを強いられる。数的優位を生かしたカナダはデイヴィッドが3ゴール、サリバの直接FKも加わり6-0の圧勝。31分にカナダに与えられたPKが判定取り消しとなる場面もあったが、最終スコアには影響しなかった。
注目選手・MOM
マン・オブ・ザ・マッチはハットトリックを達成したジョナサン・デイヴィッド(採点9.6)。サリバ(8.4)、ジョンストン(8.3)も高評価を受けた。
カナダ 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| ジョナサン・デイヴィッド(FW) | 9.6 | 29分・45+3分・90+2分と3ゴールを決めハットトリック達成。カナダの6-0大勝を文字通り引っ張った。 |
| ネイサン・サリバ(MF) | 8.4 | 64分に直接FKを突き刺す見事なゴール。守備でも安定したプレーを見せた。 |
| アルフォンス・デイヴィス(DF) | 8.3 | 左サイドから積極的な攻撃参加でカナダの攻勢を支えた。 |
カタール 注目選手の採点
| 選手名(ポジション) | 採点 | コメント |
|---|---|---|
| ジャセム・ガーベル(MF) | 6.3 | カタール最高評価。苦しい状況の中でも中盤で奮闘を続けた。 |
| アクラム・アフィーフ(FW) | 6.1 | 数的不利の状況でもゴールを目指し前線で動き続けた。 |
グループ順位表・大会情勢
グループA
| 順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | メキシコ | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | +3 | 6 |
| 2 | 韓国 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 3 |
| 3 | チェコ | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 | -1 | 1 |
| 4 | 南アフリカ | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | -2 | 1 |
グループB
| 順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | カナダ | 2 | 1 | 1 | 0 | 7 | 1 | +6 | 4 |
| 2 | スイス | 2 | 1 | 1 | 0 | 5 | 2 | +3 | 4 |
| 3 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 5 | -3 | 1 |
| 4 | カタール | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 6 | -6 | 1 |
グループAではメキシコが2連勝で最速突破。残り2枠を韓国・チェコ・南アフリカが争う。韓国は第3節の南アフリカ戦が事実上の決勝となる。グループBはカナダとスイスが勝点4で並び、最終節の直接対決で首位通過が決まる白熱した展開だ。
翌日(6月20日)の見どころ
注目カード①
アメリカ vs オーストラリア(グループD / JST 4:00)
共に初戦を勝利した「勝者同士」の首位攻防戦。開催国アメリカの破壊力とオーストラリアの堅守速攻がぶつかり合う。NHKでも無料放送予定だ。
注目カード②
ブラジル vs ハイチ(グループC / JST 9:30)
初戦ドロー発進のブラジルにとって絶対に落とせない1戦。52年ぶりのW杯出場を果たしたハイチ相手に勝点3を取れなければ、グループ突破に黄信号が灯る。ヴィニシウス、ロドリゴら個の力が揃ったブラジルが修正を見せるか、ハイチが歴史的番狂わせを起こすか——NHKでも無料放送予定だ。
その他の試合(JST)
7:00 スコットランド vs モロッコ(グループC)
12:00 トルコ vs パラグアイ(グループD)
本日のまとめ
6月19日のW杯は大きなニュースが2つあった。1つ目は開催国メキシコの最速グループ突破。韓国を1-0で下し2連勝を飾り、今大会最初の決勝トーナメント進出チームとなった。2つ目はカナダのカタール戦での圧勝。デイヴィッドのハットトリックを含む6ゴールはこの大会随一のインパクトを持つ結果だった。
グループBは最終節のカナダ対スイスという直接対決に、双方が勝点4で並んで突入することが確定。首位通過をかけたビッグマッチが今から楽しみだ。一方グループAの韓国・チェコ・南アフリカによる2位争いも最後まで目が離せない。W杯が本格的な熱狂フェーズに入ってきた。

元サッカー部。日韓W杯2002年から全大会リアルタイム観戦、
観戦歴20年以上。国際公認スタッツ(API-Football)と
ブックメーカーオッズをもとにデータで語るW杯分析をお届けします。

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