2026年FIFAワールドカップ グループF第3節、日本代表 vs スウェーデン代表が6月26日(金)午前8:00(日本時間)にキックオフ。グループ突破の行方を左右する最終節にして、約24年ぶりの再戦となるこの一戦。1936年ベルリン五輪で日本が欧州勢から初めて奪った歴史的勝利。相手はスウェーデンだった。90年の時を経て、あの奇跡をW杯の舞台で再現する。
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試合基本情報
| 日時 | 2026年6月26日(金)午前8:00(日本時間) |
|---|---|
| 現地時間 | 6月25日(木)18:00(ダラス現地時間) |
| 会場 | AT&Tスタジアム(テキサス州アーリントン/通称:ダラス) |
| 対戦カード | 日本 vs スウェーデン |
| グループ | グループF 第3節 |
過去の対戦成績:ベルリン五輪の奇跡から90年
日本とスウェーデンの国際Aマッチ通算成績は1勝3分け1敗(1996年のPK戦を敗戦とすれば1勝2分け2敗)。実力はほぼ互角で、どちらに転んでもおかしくない歴史を持つ相手だ。
| 年 | 大会 | 結果 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1936年 | ベルリン五輪 | 3-2 勝利 | 2点差を逆転。日本が欧州勢に初めて勝った歴史的一戦。「ベルリンの奇跡」として今も語り継がれる |
| 2002年5月 | 国際親善試合 | 1-1 引き分け | 中田英寿・小野伸二 vs ラーション・若きイブラヒモヴィッチという豪華カード。今回は約24年ぶりの再戦 |
直近の対戦ではグループF突破をかけた最終節という舞台設定がある。日本にとって「絶対に負けられない」ながら、スウェーデンにとっても同じ。グループ突破の意地と意地がぶつかる、この大会最大の見せ場になる。
スウェーデン代表 予想フォーメーション(3-4-2-1)
2025年に就任したグレアム・ポッター監督(元チェルシー、ブライトン)のもと、スウェーデンは3-4-2-1を採用。3人のCBで中央を固め、高い位置を取るウイングバックが攻守に貢献するシステムだ。ギェケレシュとイサクという世界トップクラスの2枚看板を前線に並べる、攻守ともに隙のない布陣を組んでくる。

強み
- 3CBとウイングバックによる押し込まれても崩れない守備ブロック
- リンデレフ・スタルフェルト・ヒエンが形成する世界屈指の空中戦の強さ
- ギェケレシュ(アーセナル)とイサク(プレミア)による欧州最高峰の2トップの決定力
- エランガ(マンチェスターU)のスプリントとクルゼフスキ(トッテナム)の創造性による多彩なサイドアタック
弱み・隙
- テクニックのある選手にサイドをえぐられると守備組織にズレが生じやすい
- 予選6試合で12失点——ディフェンスラインの背後と中盤の連携に課題
- 高さを活かした空中戦が封じられると攻撃の形が単調になる傾向
- クルゼフスキが膝の怪我から完全復調しているか不透明
| 選手名 | 所属 | 日本にとっての脅威 |
|---|---|---|
| ヴィクトル・ギェケレシュ | アーセナル (CF) | 予選プレーオフでハットトリック。強靭なフィジカルとゴール前の嗅覚を兼ね備えたW杯最大の脅威 |
| アレクサンデル・イサク | プレミアリーグ所属 (FW) | ギェケレシュとは対照的な技巧派。下がってボールを引き出し崩す形も得意で予測が難しい |
| アンソニー・エランガ | マンチェスターU (RWG) | 右サイドからの圧倒的スピードでゴールへ直進するウインガー。日本左サイドを試される |
| デヤン・クルゼフスキ | トッテナム (MF) | イサク・ギェケレシュと並ぶ「強烈なアタッカートリオ」の一角。怪我からの復調次第で脅威度が跳ね上がる |
スウェーデン最大の必勝パターン
スウェーデンが最も得意とする攻撃の形は、ウイングバックのクロスに対してギェケレシュが強靭なフィジカルで競り勝ち、そのこぼれ球にイサクやエランガが飛び込むという連携だ。この形がハマれば、どの守備陣でも守り切ることは極めて困難。ギェケレシュに良い形でボールを入れさせない。それが日本守備陣の最重要ミッションになる。
日本代表 予想フォーメーション(3-4-2-1)
森保監督の今大会での戦術的選択は3-4-2-1。グループF第3節という重要な局面で、日本はカタール大会からさらに進化した「ハイプレス+爆発的トランジション」を武器に、スウェーデンとのガチンコ勝負に臨む。三笘薫は怪我でW杯メンバーから外れているが、中村敬斗の突破力と久保建英のテクニックでその穴を補う。

布陣の戦術的ポイント
- グラウンダーのクロスで「高さ」を無力化:スウェーデンの長身CBに山なりのクロスを上げるのは相手の土俵に乗ること。サイドを深くえぐり、速くて低いグラウンダーのクロスやカットバックを徹底することで相手の最大の武器を封じる
- 上田綺世が「最後の一ピース」を完成させる:フェイエノールトで磨いたゴール前の動き出しと精度の高いフィニッシュで、サイドが作ったチャンスをゴールに変える。若手の塩貝健人・後藤啓介も虎視眈々と出番を狙う
- ハイプレスで中盤の欠陥を突く:予選で12失点を喫したスウェーデンの中盤の連携に対し、鎌田大地・佐野海舟のボランチがハイプレスでボールを奪い、整う前の守備陣に仕掛ける。カタール大会のカウンター主体から、自ら主導権を握るスタイルへ進化した日本の真骨頂だ
日本の勝ち筋:4つのポイント
サイドを深くえぐりグラウンダーのクロスで「高さ」を封じる
スウェーデンの最大の武器は3CBを中心とした空中戦の強さ。山なりのクロスは相手の土俵に乗るだけ。伊東純也・中村敬斗がサイドの深い位置まで侵入し、低くて速いクロスとカットバックを徹底することで、長身守備陣の高さを完全に無力化する。
久保建英と中村敬斗がスウェーデンの「サイドの弱点」を技術でえぐる
スウェーデンは「テクニックのある選手にサイドをえぐられると守備組織にズレが生じやすい」という明確な弱点を抱えている。久保建英の精巧なドリブルと中村敬斗の推進力でそのサイドを崩せば、堅固な3CBブロックも崩れる。守備にズレが生じた瞬間こそ、日本のゴールへの最短ルートだ。
ハイプレスで中盤の「12失点の弱点」を突く
スウェーデンは欧州予選で6試合に12失点を喫している。中盤の連携とディフェンスラインの背後に明確な弱点がある。鎌田大地・佐野海舟の中盤コンビがハイプレスでボールを奪い、守備陣が整う前に素早く仕掛ける爆発的トランジションこそ、現代日本の最大の武器だ。
上田綺世がゴール前で「最後の一ピース」を仕留める
サイドを崩し、グラウンダーのクロスが入ったら、あとはゴールネットを揺らすだけだ。その役割を担うのがフェイエノールトで決定力を磨いた上田綺世だ。オフ・ザ・ボールの動きとフィニッシュの精度は屈強なスウェーデンDFの間を縫うのに十分な武器。若手の塩貝健人・後藤啓介も控えており、交代策でも得点を奪いにいく。
会場情報:AT&Tスタジアム(ダラス)
| 正式名称 | AT&Tスタジアム(大会期間中は「ダラス・スタジアム」) |
|---|---|
| 所在地 | テキサス州アーリントン(ダラス郊外) |
| 収容人数 | 通常約8万人 / 拡張時11万人以上 |
| 特徴 | 世界最大級のHDスクリーン・開閉式屋根。NFLダラス・カウボーイズの本拠地 |
| 6月の気候 | 高温多湿(35℃超の日も)。開閉式屋根・空調管理で対応 |
| 日本との時差 | 現地18:00キックオフ = 日本翌朝8:00 |
勝敗予想・ブックメーカーオッズ
| 結果 | グループ首位通過確率 | 専門家予想 |
|---|---|---|
日本勝利 | 約25% | CBSスポーツ:2-0で日本が勝利 |
| 引き分け | — | スウェーデンの組織的守備を警戒する声も |
スウェーデン勝利 | 約15% | ギェケレシュ+イサクの爆発力を評価 |
グループF首位通過オッズではオランダがトップで、日本(約25%)はスウェーデン(約15%)を上回る評価を受けている。米CBSスポーツのジェームズ・ベンジ氏は「日本が2-0で勝利しグループF首位通過」を予想。RotoWireの分析も「日本はもはやダークホースではなく、グループ突破の真の有力候補」と評価しており、ハイプレスとトランジションを世界が認めた。日本はもうダークホースじゃない。
まとめ:90年前の奇跡を、W杯の舞台で
- 日本対スウェーデンの通算成績は1勝3分け1敗。1936年ベルリン五輪での歴史的勝利が唯一のW杯前の直接対決の白星
- 約24年ぶりの再戦はグループF突破を決める最終節という最高の舞台
- スウェーデンは3-4-2-1の堅固な守備ブロック+ギェケレシュ&イサクの強力2トップが最大の武器。予選では12失点の弱点も
- 日本の勝ち筋はサイドを深くえぐってのグラウンダークロスでスウェーデンの「高さ」を完全に封じること
- 伊東純也のスプリントでウイングバックの背後を突き、上田綺世が仕留める——この連携が決まれば日本はグループF突破だ
- 専門家の多くが日本優位と予想。CBSスポーツは「2-0で日本勝利」を明言
- キックオフは日本時間6月26日(金)午前8:00。朝一番から歴史の目撃者になろう!
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元サッカー部。日韓W杯2002年から全大会リアルタイム観戦、
観戦歴20年以上。国際公認スタッツ(API-Football)と
ブックメーカーオッズをもとにデータで語るW杯分析をお届けします。
日本 vs
スウェーデン

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