グループKは、全6試合がA代表の公式戦・親善試合を含めても史上一度も対戦のない「完全な初対決」で構成された、2026年ワールドカップ前例のないグループです。FIFAランク6位のポルトガルが41歳のクリスティアーノ・ロナウドを「切り札」として擁する大本命として君臨し、2024年コパ・アメリカ準優勝のコロンビアが強力な2番手として首位を争います。そこに52年ぶりW杯出場のコンゴ民主共和国と、悲願の初出場を果たしたウズベキスタンがそれぞれの夢を持ち込みます。このグループの最高の見せ場は、最終戦6月27日マイアミで実現する「クリスティアーノ・ロナウド対ハメス・ロドリゲスのW杯史上初対決」。過去のデータが一切ない予測不能な一戦が、2026年大会グループステージ今大会屈指の注目カードとして世界中の視線を集めます。
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- 📋 グループK 対戦カードと日程
- 📊 グループK・4カ国の戦力比較
- ⚽ ポルトガル代表:欧州屈指の選手層と「切り札」ロナウド——新世代が牽引するW杯優勝候補
- ⚽ コロンビア代表:2024コパ・アメリカ準優勝の南米強豪——ルイス・ディアスとハメスが牽引する「黄色い波」
- ⚽ コンゴ民主共和国代表:52年ぶりの大舞台——アフリカのタフな予選を勝ち抜いた古豪の復活
- ⚽ ウズベキスタン代表:アジアから悲願のW杯初出場——カンナヴァーロ監督が率いるチャレンジャー
- 🔥 グループKの注目カード
- 📊 突破条件と勝ち点の目安
- 📈 ブックメーカーオッズと突破予想
- 🗒️ まとめ:「史上初対決だらけのミステリアスなグループ」——最大の見どころはロナウドとハメスの夢の初対決
📋 グループK 対戦カードと日程
| 節 | 対戦カード | 日程(日本時間) |
|---|---|---|
| 第1節 | ポルトガル vs コンゴ民主共和国(アトランタ) | 6月18日(水) |
| 第1節 | ウズベキスタン vs コロンビア(ダラス) | 6月18日(水) |
| 第2節 | ポルトガル vs ウズベキスタン(ヒューストン) | 6月23日(月) |
| 第2節 | コロンビア vs コンゴ民主共和国(カンザスシティ) | 6月23日(月) |
| 第3節 | ポルトガル vs コロンビア(マイアミ) | 6月27日(土)※同時刻 |
| 第3節 | コンゴ民主共和国 vs ウズベキスタン(アトランタ) | 6月27日(土)※同時刻 |
📊 グループK・4カ国の戦力比較
| チーム | FIFAランク | 主な強み | 主な弱み |
|---|---|---|---|
ポルトガル | 6位 | ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、ヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェスを擁する中盤の圧倒的な支配力・ラファエル・レオン、ペドロ・ネト、ジョアン・フェリックスら多彩なアタッカー陣・ロナウドを「切り札」として戦術的に使える選手層の厚さ・ルーベン・ディアスを中心とした堅固な守備ブロック | 全試合が史上初対戦のため過去データがなく戦術準備に制約・ロナウドを起用する際の攻撃と守備のバランス調整・新世代への移行期における試合ごとの完成度のばらつき |
コロンビア | 13位 | 2024年コパ・アメリカ準優勝という近年の実績・ルイス・ディアスの爆発的ドリブルと予選7得点・ハメス・ロドリゲスの高精度セットプレー(予選7アシスト)・4-2-3-1のポゼッション支配とセットプレー得点力の高さ | フィニッシュ精度の課題(予選で決定機を31回逃す)・ハメスのコンディション管理問題・グループ全試合が初対戦で戦術的手探りが必要 |
コンゴ民主共和国 | 56位 | カメルーン・ナイジェリア・ジャマイカを次々と撃破した過酷な予選を制した精神的タフネス・予選13試合8クリーンシートの堅守・ウィッサ、ワン=ビサカらプレミアリーグ経験者による欧州基準の個人技・高いフィジカルとハイプレスの組み合わせ | エボラ出血熱の流行によりベルギーで21日間の隔離生活を強いられたコンディション調整への影響・52年ぶりのW杯出場による最高峰の舞台での経験不足・初戦でグループ最強のポルトガルと対戦する日程 |
ウズベキスタン | 50位 | カンナヴァーロ新監督のもとエジプト・イランなどを相手に無敗を維持する規律ある守備ブロック・国内リーグ2月末開幕のため夏の大会でコンディションがピークに達しやすい・ショムロドフの国内歴代最多得点記録の決定力・フサノフ(マンチェスター・シティ)の守備の安定感 | グループ内での力の差は歴然(ブックメーカー優勝オッズ2000倍)・W杯初出場による最高峰の舞台での経験ゼロ・ポルトガル・コロンビアとの個の能力差は明らか |
⚽ ポルトガル代表:欧州屈指の選手層と「切り札」ロナウド——新世代が牽引するW杯優勝候補
ポルトガルは今大会、スペイン・フランス・イングランド・アルゼンチン・ブラジルに次ぐ大会全体6番手の優勝候補として高い評価を受けています。その理由は、もはや41歳のクリスティアーノ・ロナウド一人に依存する必要がないほど分厚くなった選手層です。ロベルト・マルティネス監督が構築した新世代のポルトガルは、中盤にブルーノ・フェルナンデスとベルナルド・シウバという世界トップクラスのゲームメーカーを置き、ヴィティーニャとジョアン・ネヴェスが試合のテンポと強度を底支えします。ラファエル・レオン、ペドロ・ネト、ジョアン・フェリックス、フランシスコ・トリンコンら多彩なアタッカーが相手守備を多方向から脅かし、ゴンサロ・ラモスが最前線で絶え間ないプレスと走力で相手DFを疲弊させます。
この選手層の厚さにより、マルティネス監督はロナウドを「絶対的な中心」としてではなく、相手が引いて守っている場面やセットプレー、試合終盤の勝負どころで投入する「研ぎ澄まされた切り札」として戦術的に活用できる余裕を持っています。かつてはロナウドを中心に攻撃を組み立てる必要がありましたが、若手選手の「運ぶ、パスを出す、走る、クロスを上げる」という多様なスキルがチームを完全に自立させており、ペナルティエリア内でのロナウドの一撃必殺のポジショニングと決定力は、試合の流れを決定づける切り札として機能します。
| 内容 | |
|---|---|
| ✅ 強み | ブルーノ・フェルナンデスとベルナルド・シウバが試合のテンポを握る中盤の支配力はグループK随一です。ラファエル・レオンのスピードと直線的なドリブルは高いDFラインを敷く相手にとって脅威で、ジョアン・フェリックスとトリンコンのライン間でのボール引き出しが相手守備の組織を崩壊させます。ルーベン・ディアスを要とした守備ブロックの安定感も世界トップレベルで、グループKの他の3カ国に対して圧倒的な優位を持ちます |
| ⚠️ 弱み | 全試合が史上初対戦のため、対戦相手の詳細な戦術分析データが乏しく、ゲームプランの精度に影響する可能性があります。ロナウドをスタメンで使う場合と途中投入で使う場合の選択が試合ごとに問われ、その判断が後半の攻撃の質に直結します。新世代への移行期であることから、大きなプレッシャーがかかる場面での経験値の差が問われます |
注目の選手
| 選手 | ポジション | 特徴 |
|---|---|---|
| クリスティアーノ・ロナウド | FW | 41歳で前人未到の6度目のW杯出場に臨む伝説。チームの絶対的中心ではなく「勝負どころの切り札」として新しい役割を担う。ペナルティエリア内での圧倒的なポジショニングセンスとクロスへの飛び込み、重圧のかかる場面での決定力は健在で、コロンビア守備陣が一瞬気を抜けばその隙を突く。今大会最大のクライマックスとなるコロンビアとの最終戦でどんな形でピッチに立つかが、世界中の注目を集める |
| ブルーノ・フェルナンデス | MF | マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンとしてプレミアリーグを牽引する攻撃的MF。試合のテンポを握るパスと豊富な運動量で中盤を支配し、ゴール前への飛び出しと直接ゴールの可能性も持つ。新世代ポルトガルの攻撃の組み立てを担う中心選手で、彼のパフォーマンスがチーム全体の精度を左右する |
| ベルナルド・シウバ | MF | マンチェスター・シティで世界最高峰のポゼッションサッカーを体得したテクニシャン。プレス耐性と試合のリズムを作るパスセンスは代表チームでも際立ち、相手のプレスを軽々とかわして攻撃の起点を作り続ける。コロンビアのダブルボランチ相手に中盤で優位を築けるかが、グループK最終戦のポイントになる |
| ラファエル・レオン | FW/WG | ACミランが誇るスピードスターで、オープンな展開で真価を発揮する。直線的なドリブルとフィジカルの強さで相手左SBを一対一で圧倒し、高いDFラインを設定する相手を単独で裏に抜け出して仕留める破壊力を持つ。DRコンゴやウズベキスタンとの試合でまず早い時間に主導権を握るキーマン |
| ルーベン・ディアス | DF | マンチェスター・シティの守備の要。空中戦の強さと対人守備の確実性に加えて、ビルドアップへの貢献もポルトガル守備陣の高い水準を保証する。コロンビアのルイス・ディアスとの空中戦・一対一の対決がグループK最終戦の守備の見せ場になる |
👉 ポルトガル代表の全26名・戦術・ロナウドの役割を詳しく知りたい方はこちら → 【2026W杯】ポルトガル代表メンバー26名一覧!41歳ロナウドのラストダンスと急逝ジョタへの誓い
⚽ コロンビア代表:2024コパ・アメリカ準優勝の南米強豪——ルイス・ディアスとハメスが牽引する「黄色い波」
コロンビアは2024年のコパ・アメリカで準優勝を果たし、南米予選を7勝4敗7分の勝ち点19・3位で通過した実力者です。ネストル・ロレンソ監督の下で採用する4-2-3-1は、ボールポゼッションで試合を支配しながら素早いトランジションから攻撃を仕掛けるスタイルで、南米予選ではアルゼンチンとブラジルからも勝ち点を奪いました。特に25試合無敗という驚異的な記録を打ち立てており、チームとしての完成度と自信は申し分ありません。バイエルン・ミュンヘン所属のルイス・ディアスが予選チーム最多7得点でチームを牽引し、ハメス・ロドリゲスが7アシストという圧倒的な数字で攻撃を組み立てます。ジェリー・ミナやダビンソン・サンチェスなど長身のセンターバックがセットプレーで仕留める形は相手にとって警戒すべき得点源で、ブックメーカーもコロンビアのセンターバックの「いつでも得点する(Anytime Goalscorer)」オッズを狙い目として推しています。
ただし課題がある。フィニッシュの精度だ。南米予選では決定機を31回も逃すという数字が示す通り、攻撃の質と得点数が必ずしも比例しない面があります。ハメスの年齢とコンディション管理も不安要素で、大会を通じて彼のパフォーマンスを維持できるかどうかがグループ突破どころか決勝トーナメント進出後の戦いに大きく影響します。
| 内容 | |
|---|---|
| ✅ 強み | コパ・アメリカ準優勝と25試合無敗という近年の実績はチームとしての完成度の高さを証明します。ルイス・ディアスの爆発的なドリブルと予選7得点はグループK内で突出した個人攻撃力で、ハメスの高精度セットプレーからジェリー・ミナやサンチェスがヘッドで仕留める形はコロンビアが世界と渡り合える強力な得点パターンです。ポゼッション支配と素早いトランジションの組み合わせはポルトガルと首位を争う力を持ちます |
| ⚠️ 弱み | 決定機を31回逃した予選のフィニッシュ精度は、ポルトガルのような強豪相手には命取りになりかねません。ハメスはポゼッションと崩しでは圧倒的な質を誇りますが、守備負担の大きい試合での体力消耗がコンディション問題に直結します。全試合が初対戦のため、相手の戦術を事前に読み切れず、序盤の手探り時間が失点につながる懸念もあります |
注目の選手
| 選手 | ポジション | 特徴 |
|---|---|---|
| ルイス・ディアス | FW/WG | バイエルン・ミュンヘンで世界屈指のウィンガーとして確立したコロンビアの絶対的エース。南米予選チーム最多7得点を記録し、爆発的なドリブル突破と積極的なシュートでチームを牽引する。左サイドからの仕掛けは、ポルトガルのヌーノ・メンデスとの直接対決を含め、グループK全試合で相手守備陣が最も警戒する存在 |
| ハメス・ロドリゲス | MF/AM | コロンビアの象徴的存在で、2014年大会得点王の「魔法の左足」を今も持ち続ける34歳。南米予選7アシストという数字が示す通り、高精度のセットプレーでジェリー・ミナやサンチェスらにラストパスを送り続ける中盤の司令塔。ロナウドとの初対決を実現させる最終戦がW杯でも最大の見せ場で、その左足のキックがコロンビアの首位通過を決定づける |
| ヤセル・アスプリージャ | FW | 試合を変えるジョーカーとして期待される新星アタッカー。勢いと個人技で局面を打開する力を持ち、先発陣が攻め倦んだ展開での投入で相手守備陣に新鮮なプレッシャーを与える。コンゴ民主共和国やウズベキスタンとの試合でゲームを決定づける一発を期待される注目株 |
| ダニエル・ムニョス | DF/SB | クリスタル・パレスで活躍する右サイドバックで、攻守に渡る貢献でコロンビアの右サイドを支配する。ルイス・ディアスが左サイドを制圧する中、ムニョスが右でも推進力を加えることでコロンビアの攻撃を両翼から展開できる。セットプレー時の飛び込みも得点源となる |
⚽ コンゴ民主共和国代表:52年ぶりの大舞台——アフリカのタフな予選を勝ち抜いた古豪の復活
コンゴ民主共和国(旧ザイール)にとって今大会は1974年西ドイツ大会以来、実に52年ぶりのワールドカップ出場という歴史的快挙です。この出場権は決して楽には得られませんでした。アフリカのプレーオフトーナメントでカメルーン、さらにナイジェリアを撃破し、最後は大陸間プレーオフでジャマイカを延長戦の末に破るという非常に過酷な道のりを経て、セバスチャン・デサブル監督率いるチームが世界の舞台への切符をつかみ取りました。この激しい予選の経験がチームを精神的に強くしたことは確かで、デサブル監督も「この道のりがチームを打たれ強くした」と自信を見せています。
戦力面では、予選13試合で8つのクリーンシートを達成した堅固な守備が武器です。ヨアネ・ウィッサやアーロン・ワン=ビサカなどプレミアリーグ経験者が揃い、個人技のレベルはFIFAランク56位という数字以上です。しかし見逃せない不安材料がある。自国でのエボラ出血熱流行の影響により、米国入国前にベルギーで21日間の隔離生活を強いられているという問題だ。この制限された環境でのコンディション調整がグループK2位争いに食い込めるかどうかの鍵を握ります。初戦でグループ最強のポルトガルと対戦するという日程も厳しく、フィジカルを活かして強豪を苦しめる力があるとはいえ、いかに勝ち点を積み上げるかが課題です。
| 内容 | |
|---|---|
| ✅ 強み | カメルーン、ナイジェリア、ジャマイカを連続撃破した予選の経験が育てた精神的なタフネスと粘り強さは本物です。予選13試合8クリーンシートの守備組織はグループK内でも侮れない完成度で、プレミアリーグ経験者であるウィッサやワン=ビサカが体現する欧州基準のフィジカルと個人技が組み合わさると、ポルトガル・コロンビアのような強豪にも序盤に苦戦を強いる場面が出てきます |
| ⚠️ 弱み | エボラ出血熱流行によりベルギーで21日間の隔離生活を強いられたコンディション面への影響は読めない部分が多く、特に初戦のポルトガル戦に向けた仕上がりに影響するリスクがあります。52年ぶりのW杯出場という最高峰での経験値の絶対的な不足は、強豪との接戦や終盤の勝負どころで差として出ます |
注目の選手
| 選手 | ポジション | 特徴 |
|---|---|---|
| セドリック・バカンブ | FW | コンゴ民主共和国代表の予選チーム内得点王で、ブックメーカーのチーム内得点王予想でも5/1の筆頭人気。前線でポストプレーと抜け出しを組み合わせた多彩なプレーで得点を生み出す。ポルトガルやコロンビアのような強豪相手に一発を決め、チームの精神的支柱として波乱を演出できるかが注目 |
| ヨアネ・ウィッサ | FW | ブレントフォードでプレミアリーグを経験したスピードスター。鋭いドリブルと素早い仕掛けでDFラインの裏に飛び出す動きは世界水準で、コンゴ民主共和国の攻撃に鋭さと予測不可能性を加える。特にポルトガル守備陣との一対一が初戦の見せ場 |
| アーロン・ワン=ビサカ | DF/SB | マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグ最高峰の一対一守備を磨いた右サイドバック。対人守備の強さと球際での執拗なプレスはコンゴ民主共和国の守備ラインを締め上げる中心的存在で、ルイス・ディアスやラファエル・レオンとのマッチアップが2試合で実現する個人対決のひとつ |
| アルトゥール・マスアク | MF | 中盤のボールハンターとして攻守のトランジションを担うダイナモ。相手の攻撃の芽を早い段階で摘み取るインターセプトと豊富な運動量でコンゴ民主共和国の守備の起点となる。強豪相手に引いて守る展開でカウンターの起点を作れるかが大きな役割 |
⚽ ウズベキスタン代表:アジアから悲願のW杯初出場——カンナヴァーロ監督が率いるチャレンジャー
ウズベキスタンにとって今大会は国の歴史上初めてとなるワールドカップ出場という歴史的快挙です。アジア予選を余裕を持って通過し、悲願の初出場を手にしました。大きな注目を集めているのが、かつてイタリア代表の絶対的な主将として2006年ドイツ大会優勝を経験したファビオ・カンナヴァーロが新監督に就任したことです。カンナヴァーロ監督の下、ウズベキスタンはエジプトやイランなどを相手に無敗を維持しており、規律ある守備ブロックとカウンターの形に自信を持っています。
ブックメーカーのオッズではグループ最下位(大会優勝オッズ2000倍)で、実力的にポルトガル・コロンビアとの差は大きいです。ただし一つ、強みがある。国内リーグが2月末に開幕するというスケジュールの特性で、多くの国内組選手が夏の大会期間中にコンディションのピークを迎えます。この好コンディションは他の3カ国にはない独自のアドバンテージで、格上相手に引いて守り、カウンターから一発を狙うスタイルで番狂わせを起こせる下地があります。
| 内容 | |
|---|---|
| ✅ 強み | カンナヴァーロ監督が仕込んだイタリア仕込みの規律ある守備ブロックは、フラストレーションを誘う堅固さを持ちます。国内リーグの開幕時期がもたらす夏のコンディションの良さは数値化しにくいアドバンテージです。ショムロドフとフサノフというプロフェッショナルリーグで実績を積んだ核心選手の存在が、初出場チームとしての完成度を一定以上に保ちます |
| ⚠️ 弱み | 他3カ国との個の能力差は明らかで、ポルトガルやコロンビアのような攻撃的なチームに対して90分間守り切るための守備組織の強度が問われます。W杯という最高峰の舞台での経験がゼロであることは、プレッシャーのかかる局面での判断力と精神的な安定性という点で厳しいハンディキャップです |
注目の選手
| 選手 | ポジション | 特徴 |
|---|---|---|
| エルドル・ショムロドフ | FW | ウズベキスタン代表の歴代最多得点記録保持者で、国内外を問わずゴールを量産してきたエースストライカー。格上相手に引いて守るウズベキスタンが繰り出すカウンターの先頭に立ち、少ないチャンスをものにする決定力が問われる。W杯初出場の舞台でウズベキスタンに歴史的なゴールをもたらせるか |
| アブドゥコディル・フサノフ | DF/CB | マンチェスター・シティに加入したウズベキスタン最高の逸材。世界屈指のペップ・グアルディオラのシステムで磨かれた守備力と読みのセンスをW杯の舞台で発揮する。ルイス・ディアスやラファエル・レオンといった世界クラスのアタッカーとの対決がウズベキスタン守備の試練となる |
🔥 グループKの注目カード
ロナウドの初陣:ポルトガル vs コンゴ民主共和国(第1節・6月18日)
グループK最初の試合は、41歳のクリスティアーノ・ロナウドが挑む前人未到の6度目のW杯開幕戦として世界中の視線を集めます。コンゴ民主共和国にとってはポルトガルとの史上初対決かつ52年ぶりのW杯初戦という二重の歴史的意味を持つ一戦です。コンゴ民主共和国はエボラ隔離を乗り越えて辿り着いた大舞台で、ヨアネ・ウィッサやアーロン・ワン=ビサカらプレミアリーグ経験者が発揮するフィジカルとプレスで、ポルトガルに序盤から苦戦を強いる力を持っています。ポルトガルがどれだけ早く新世代の攻撃力で試合を決定づけられるかが最初のテストです。
2位争いの直接対決:コロンビア vs コンゴ民主共和国(第2節・6月23日)
グループK最大の分岐点となる可能性を秘めているのが、第2節6月23日のコロンビア対コンゴ民主共和国です。ポルトガルが順当に勝ち点を重ねた場合、この試合の結果が2位の行方を大きく左右します。コロンビアは持ち前のポゼッションとルイス・ディアスの個人技、ハメスのセットプレーで押し切る展開が想定されますが、コンゴ民主共和国は初戦のポルトガル戦での「撃ち合い経験」を経た上で、堅守とカウンターで受けて立ちます。エボラ隔離の影響を跳ね返したコンゴ民主共和国の守備組織がコロンビアの攻撃を封じ込めるようなことがあれば、グループKは一気に予測不能な展開に突入します。
世紀の初対決:ポルトガル vs コロンビア(第3節・6月27日・マイアミ)
2026年大会グループステージ屈指の一戦が、6月27日マイアミのハードロック・スタジアムで実現します。ポルトガルとコロンビアはA代表レベルで一度も対戦したことがなく、史上初の顔合わせとなります。41歳のクリスティアーノ・ロナウドとコロンビアの象徴ハメス・ロドリゲスが国際大会の最大舞台で初めて交わる。この「夢の対決」がグループ首位通過をかけた大一番として実現することの重みは計り知れません。会場は「黄色い波(La Mancha Amarilla)」と呼ばれるコロンビアの熱狂的サポーターで埋め尽くされ、独特の熱気の中でロナウドのペナルティエリア内での一撃とハメスの「魔法の左足」によるセットプレーが激突します。
戦術的には「研ぎ澄まされた切り札」ロナウドと「試合を支配する司令塔」ハメスという、まったく異なるアプローチのスタープレーヤーが対照的な強みを持ち込みます。ロナウドはペナルティエリア内のポジショニングと接戦での決定力、ハメスはボールを落ち着かせてゲームをコントロールする能力と高精度セットプレーが武器です。過去のデータが一切ない完全な初対決という条件が、この試合を最後まで予測不能にします。両チームが勝ち点を重ねてグループ首位を争う展開なら、この一戦がそのまま「グループKの決勝」となります。
📊 突破条件と勝ち点の目安
2026年大会では3位チームでも決勝トーナメント進出の可能性があります(全12グループの3位のうち成績上位8チームが突破)。
| 突破パターン | 条件 |
|---|---|
| ✅ 自動突破(1〜2位) | グループ内で上位2チームに入る |
| 🔶 3位突破 | 12グループ中、成績上位8つの3位チームに入る |
| 📌 勝ち点の目安 | 勝ち点4〜5あれば3位でも突破争いで現実的なラインとなる。ポルトガルとコロンビアの1〜2位は大方の予想通りで、コンゴ民主共和国とウズベキスタンは最低でも1試合でドロー以上を拾い、3位枠への食い込みを目指す戦いになる |
📈 ブックメーカーオッズと突破予想
| チーム | グループ首位通過オッズ | 大会優勝オッズ |
|---|---|---|
ポルトガル | 1.40倍(2/5) | 11.0〜14.0倍(10/1) |
コロンビア | 3.50〜3.75倍(5/2〜11/4) | 25.0〜51.0倍(50/1) |
コンゴ民主共和国 | 9.0〜9.5倍(8/1〜17/2) | チーム内得点王:バカンブ/ウィッサ 6.0倍(5/1) |
ウズベキスタン | 29.0〜41.0倍(28/1〜40/1) | 2001倍(2000/1) |
🗒️ まとめ:「史上初対決だらけのミステリアスなグループ」——最大の見どころはロナウドとハメスの夢の初対決
グループKの構図は明快です。FIFAランク6位のポルトガルとコパ・アメリカ準優勝のコロンビアによる1〜2位争いが軸となり、52年ぶり出場のコンゴ民主共和国と初出場のウズベキスタンがどこかで番狂わせを起こせるかというサブストーリーが展開されます。焦点は6月27日マイアミで実現する「ロナウド対ハメスのW杯史上初対決」——史上初の顔合わせという条件の中で、「研ぎ澄まされた切り札」ロナウドの一撃が決めるか、「魔法の左足」ハメスのゲームコントロールがコロンビアを頂点へ導くか。全6試合が初対決という完全に予測不能なグループKは、2026年大会グループステージで最も多くの物語が凝縮されたグループです。

元サッカー部。日韓W杯2002年から全大会リアルタイム観戦、
観戦歴20年以上。国際公認スタッツ(API-Football)と
ブックメーカーオッズをもとにデータで語るW杯分析をお届けします。
ポルトガル vs
コンゴ民主共和国(アトランタ)
ウズベキスタン vs
コロンビア(ダラス)

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